2021/11/9
2020年の秋、銀杏並木で有名な公園に紅葉を見に行った時、
広い園内のあちらこちらで色づいていた紅葉を写真に収めていった。
ふと足元を見ると2枚のモミジが寄り添うように落ちていて
とても美しいと感じて撮った写真。
自然に落ちただけなのに、大きな紅い葉が
小さな葉をそっと守るような絶妙な配置。暖かさ。
お目当ての銀杏はすっかり終わって散ってしまっていたけれど
代わりに黄色い絨毯が足元を埋めていた。
自然なままで居ることや散った後でもある美しさ。
難しく考えてしまうけれど、
例えばひっくり返ったりしていても、そのままで良いんだよ。
そう教えられたように感じた。
素敵な、静かな瞬間でした。