2022/6/13
近所のクチナシの木が花を開き始めました。
和名は、梔子クチナシ
学名は、Gardenia jasminoides
アカネ科で日本原産です。
黄色い色を出す実は、秋に収穫し
花はリラックス効果のある
甘い香りが特に夜に強くなるそうです。
実は染料の他に消炎、鎮静作用の効果もあり
漢方薬に使われるなど、花も実も実用的ですね。
次はお散歩で見かけた鉢植えのユリ。
ホクホクして美味しい食用のユリ根は
コオニユリの球根だそうですが、
鱗茎の花びらのような鱗片をバラして
春から冬に土に埋めて大きくさせて
掘り起こしておがくずの中で休眠させ
また春に土に埋めて、を繰り返すこと
何と5~6年!
そしてやっと流通出来る大きさにさせるそうです。
とても手間のかかる食材だったのですね!
ユリ根のようにユリは球根のイメージでしたが
以外と車道沿いの低木の間から
1本咲いていたりして不思議でした。
調べると花が終わると実もつけて
風で種を飛ばすそうですが、
実をつける前に花を取ると
栄養が茎根に行って球根が出来る
仕組みでした。
種からも球根からも、そしてはがした鱗片からもと
育ち方が沢山ある植物だと知りました。
ユリもクチナシ同様、香りがあり
大ぶりのカサブランカは香りが強くて
少し苦手でしたが、
小さい花より数も少ないので
一生懸命に香りを出して
虫を呼んでいるのですよね。
華やかでたくましいユリの花
今、あちこちで楽しめる花のひとつです。
新しい一週間が始まりました。
皆さんが気持ち良いスタートとなりますように!